「とべないホタル」という本をご存知ですか?


私は読んだことがありません。最近知ったぐらいです。
でも昔、もしかしたらどこかで見かけたのかもしれません。
題名をパクったのかどうかも
覚えていない程の昔に描いた絵本です。








えほん
「ひからないでとべないほたる」

「とべないホタル」よりもさらに条件が悪化してますね。







ごき○りではありませんよ。よ〜く見てください。ほたるですよ。





あるひ こうえんの はっぱに
かわいそうなほたるが いました。
ほたるは ないていました。
「ぼく どうしてひからないの。」
「ぼく どうしてとべないの。」
ほたるはがっかりです。

ゆきがふりました。
そとはさむいのに
ほたるは とぶれんしゅうをしました。
ちょっととんで すぐおちるのです。







ちょっととんだ。









すぐおちた。
がっかりです。





ほたるはたおれてしまいました。

うさぎさんがほたるをみると
びっくりしました。
「なんてかわいそうなほたるなんだろう。
おうちに はいらせてあげよう。」
とゆって おうちにはいりました。
ほたるは いきかえりました。






ほたるがいいました。

「ぼく ぜったい とびたいなあ。」

と ほたるがいいました。






ほたるはよっぽど、飛ぶことへの思いが強いようです。





うさぎさんがいいました。

「とべないむしもいるのよ。
あきらめなさい。」





おやおや?うさぎさんが挫折を進めています。







「はい。」



ほたる、即答。


「はい」ってなんだよ「はい」って!
何、快く快諾してんだよ!
5秒前の「絶対飛びたい」っていうあの堅い決断はどうしたんだよ。 ホタル!





ほたるは うさぎさんのうちをでていきました。
そうすると やさしいてんしが きました。

「うさぎさんのゆうとうり とべないむしもいるのだからね。
ほたるさん まるよ。」

と てんしがいいました。

おわり。





天使、何しに来たんだよ。
「ほたるさん マルよ」って
やさしい天使、全然やさしくないよ。
あきらめに駄目押ししてるよ。
言ってる事、ちっともマルじゃないよ。

このお話のテーマはきっと「あきらめが肝心」。
これを誰に伝えたかったかというと
毎回、「ぶ〜ん!!たぁっ!!」とジャンプしていた
にこにこぷんのピッコロにだと思います。


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